壁紙を変えるだけでも住まいの印象は大きく変わります。そんな壁紙選びで知っておきたいことをお勧めの製品とともにご紹介します。
こんな悩みがあるときは壁紙の張り替えどき
色あせが気になる
雨漏りの跡がある
継ぎ目が目立つ
気分を一新したい
壁紙は10~15年で張り替えを検討する時期に入ります。
しかし、湿気が多かったり、直射日光が当たったりする部屋では壁紙の劣化も早くなります。上記のような症状が気になるときには注意が必要です。
主な壁紙の種類
一般的に流通している壁紙で、価格帯は幅広く、色柄にも豊富なバリエーションがあります。一時期、製品や接着剤に含まれる化学物質の有害性が問題になりましたが、現在は製品に対する法規制も定まり、安全性が確保されています。
和紙、月桃紙、再生紙などを原料とした壁紙です。価格的にビニールクロスよりも高いものが多いですが、独特の質感が魅力です。ただし、美しく仕上げるには相応の技術力が求められます。
布のような繊維系の質感を持つ壁紙です。高級感があり、シックな雰囲気が楽しめます。防火性や耐汚性の問題からキッチンなどには適していません。
珪藻土(けいそうど)や漆喰(しっくい)などを表面に塗布した壁紙です。塗り壁のような質感が表現されています。床に無垢材を張るなど自然素材で仕上げた内装にマッチします。
壁紙を選ぶときのポイント
耐火性、防水性、汚れ防止、消臭、吸放湿、傷に強いなど、様々な機能を持った壁紙があります。お部屋の用途に合わせて機能を選びましょう。
床材やドア、造作材などの色調との相性を考慮して、色や柄、素材を選びましょう。迷うときには壁紙のショールームで相談するのもお勧めです。
小さなサンプルだと濃く見える色柄でも実際に仕上げると、明るく淡く見えることがあります。なるべく大きなサイズのサンプルで確認するようにしてください。
家族しか見ないようなプライベートルームや面積が小さくて張り替えやすいトイレなどは、大胆なデザインの壁紙を選んでみるのもいいかもしれません。
リフォームステーションの施工実例
リフォームステーションで過去に施工した実例を写真とともにご紹介しています。
壁紙貼り換えの費用の目安
壁の面積1平米あたり1,000~2,000円程度
見積もり金額は、壁紙のグレードや壁下地の状態などによっても変動します。
また、リフォーム会社によって、費用の算出方法が「壁の面積」だったり、「部屋の広さ」だったり、「壁紙の使用量」だったりと異なる場合があるので、注意しましょう。
まとめ
壁紙を張り替えるタイミングで、ついでに雨漏り補修や耐震補修など壁の内部のケアもできれば効率的なリフォームになります。
リフォームステーションでは、壁紙のコーディネートはもちろん、家のメンテナンスについても考慮したリフォームをご提案しています。どうぞお気軽にご相談ください。