Tellicon
お問合せ
お問合せはこちら ご予約はこちら 0120-246-555(リフォーム555)

リフォームの「なぜ?」や「知りたい!」がここにある
リフォームナビ

あこがれのアイランドキッチン その魅力と特徴とは

    • リフォーム前に考えること

更新日: 2018年09月25日

アイランドキッチン

おしゃれな見た目や、その開放感から、一度は「アイランドキッチン」にあこがれる方も多いのではないでしょうか。リフォームの際にも、アイランドキッチンへの変更を希望される方は年々増えてきています。

本コラムでは、通常の壁付けキッチンとは異なり、個性的な形状を持つアイランドキッチンの魅力や特徴を、メリットやデメリットを踏まえて、ご紹介します。

作業スペースが広く柔軟に使えるのが魅力

アイランドキッチンは、その名の通り、キッチンと壁が接する部分がなく、部屋の中で島(アイランド)のようになっているキッチンのことを指します。
ダイニングやリビングと一体感のある、開放的な空間を作ることができるので、料理だけでなく、ちょっとしたホームパーティーの際にも重宝されます。

 

アイランドキッチンの最大のメリットは、その開放感です。

さえぎるものがないので、料理をしながら家族とコミュニケーションをとることができます。

 

また、柔軟な家事動線がとれるのも、アイランドキッチンの魅力です。
キッチンには理想的な動線を作るための「ワークトライアングル」という考え方があります。 シンクとコンロと冷蔵庫を線で結んだ三角形のことで、この三角形が正三角形に近いほど、キッチンが使いやすくなると言われています。


アイランドキッチンでは、このワークトライアングルを比較的柔軟に作ることができるため、動きやすく、家事の負担を大きく減らすことができます。 料理教室を想像してもらうとよいのですが、アイランドキッチンは作業スペースも広く、様々な方向から使えるので、複数人で作業がしやすく、料理の準備や後片付けを効率よく行うことができます。

開放感ゆえのデメリットもあるので、よく考えて設置することが重要

ここまでいいこと尽くしのアイランドキッチンですが、デメリットもあります。

一番大きなデメリットは、その圧倒的な存在感からもわかる通り、設置のために広いスペースが必要となる点です。
よく考えて設置しないと、キッチンの存在感が大きすぎてアンバランスなものとなり、せっかくの開放感が圧迫感に変わってしまうということも考えられます。

 

また、収納スペースが下部に限られているため不足しがちなのもデメリットの1つです。

天袋を持たないために、通常のキッチンよりも必然的に収納スペースは少なくなります。

加えて、アイランドキッチンはキッチン全体が丸見えのため、常にキッチンの上を清潔にしておかなければ、せっかくのおしゃれな見た目が台無しになってしまいます。キッチンをきれいにしておくためには、収納の悩みを抱え続けることになるので注意が必要です。

 

ほかにも、その開放感の代償として、油や水はねが多い、においが部屋全体に広がりやすいという点があります。コンロの前にオイルガードを設置したり、換気力の強い換気扇を選ぶなどの対策が必要となります。

まとめ

アイランドキッチンは見た目もおしゃれで、開放感が魅力のキッチンです。

作業スペースが広く、複数人で作業できるので、コミュニケーションをとりながら料理を楽しむことができます。

しかし、その開放感の代償として、広いスペースが必要になり、収納や油はね、水はね、においの広がりなど気をつけなければいけない点も多くあります。


また、キッチン自体の価格も他のキッチンと比べて高価になる傾向があります。
お子様がいるご家庭では、アイランドキッチンが遊び場となってしまうことも頭に入れておく必要があります。普段からキッチンに親しむことで、積極的に家事の手伝いをしたがるといういい面もあるのですが、コンロの火や包丁などの刃物といった危険がありますので、お子様には十分気を配る必要があります。