住まいのベランダを有効に活用できている方はそれほど多くありません。洗濯物を干すだけの場所や、室内に入りきらない荷物の置き場所になってしまっているご家庭も多いのではないでしょうか。家の中と比べて、ベランダのリフォームは後回しになりがちです。ところが、ベランダは機能性やデザイン性を意識したリフォームを行うことで、グッと快適な空間に生まれ変わらせることができる場所なのです。本コラムでは、ベランダを有効活用するためのリフォームについてご紹介します。

テラス屋根を設置すれば雨の日の洗濯が楽ちんに

ちょっとした雨が降っているときや、雨が降ったり止んだりを繰り返しているとき、天気を気にせずに洗濯物が干せたら便利なのに……と感じたことはないでしょうか。そんな時にあると便利なのが、「テラス屋根」です。フラット型とアール型の2種類があるので、住まいの雰囲気やベランダの広さに合わせて選んでください。また、費用は割高になりますが、サンルームを設置すれば雨を避けられるのはもちろん、花粉やPM2.5が洗濯物に付着するのを防ぐことができます。

風通しと日当たりがよくなり、室内も快適に

ベランダの床をスリットのものに変えると、1階部分の日当たりがよくなるうえ、風通しもよくなります。ベランダだけでなく、室内も快適になる一石二鳥のリフォームです。

ベランダが第二のリビングになる！

ベランダの床にウッドデッキを敷き詰めるのもお勧めのリフォームです。ウッドデッキにすればリビングからそのままベランダに出られますし、テーブルセットを置けば、第二のリビングのように使うことができます。床材は天然の木材を使用するか、人工樹脂のタイルを使用するかの二択となります。天然の木材を使用すると費用は高くなり、メンテナンスに手間がかかりますが、温もりある空間が実現します。人工樹脂のタイルならメンテナンスが簡単ですし、費用も割安ですので、手軽にベランダを寛ぎの空間にすることが可能です。