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シックハウス症候群にならないリフォーム工事とは

    • リフォーム前に考えること

更新日: 2018年08月30日

シックハウス症候群

シックハウス症候群とは、建材などに含まれるVOC(揮発性有機化合物)やダニアレルゲンなどが原因となり、頭痛や目・喉の痛み、吐き気、目眩などの 健康障害を引き起こすことをいいます。

同じ家に住んでいても発症するかどうかは個人差があり、家族の中でも主婦や幼児に起こることが多いのが特徴です。これは、家にいる時間が長いことや抵抗力が弱いことが原因として考えられます。

本コラムでは、シックハウス症候群が起こる原因や、リフォームする際に気を付けたいことをご紹介します。

シックハウス症候群を引き起こす原因は?

シックハウス症候群は家に使われている建材に含まれる化学物質が原因で引き起こされることが多いです。シックハウス症候群の原因として一般的なのは、以下の2つの化学物質です。


  • ホルムアルデヒド
  • クロルピリホス

また、シックハウス症候群は上記のような化学物質のほかに、カビやダニ、ハウスダストなどによっても引き起こされます。近年は国の対策によってホルムアルデヒドやクロルピリホスは規制されており、むしろこれらが原因のシックハウス症候群が増えているようです。

シックハウス症候群にならないためにリフォームで気をつけたいこと

リフォーム工事によってシックハウス症候群にならないために、気を付けたいことがいくつかあります。

化学物質に対する対策

まず考えられるのが、シックハウス対策が施された素材を使ってリフォームすることです。


建築基準法の改正により、建材にはホルムアルデヒドの拡散についてのガイドラインが設けられました(※)。F☆☆☆☆、F☆のように表示されるもので、星の数が多いほどホルムアルデヒドの拡散が少ないとされています。シックハウス対策を考えたリフォームをするなら、リフォーム会社にF☆☆☆☆の建材を使うように依頼をしてください。


※建築基準法に基づくシックハウス対策について(国土交通省) http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000043.html

天然素材を使う

また、思い切って天然素材を使ったリフォームをするのも一つの手です。


例えば、フローリングやドア・建具に天然の無垢材を使用したり、壁に漆喰(しっくい)、珪藻土(けいそうど)を使用したり、クロスや接着剤、塗料にも天然の素材を使ったものはあります。日本ならではの畳もシックハウス対策には効果的と言われています。


しかし、こういった天然素材ばかりを使用するとリフォームにかかる費用はどんどん高くなってしまいますので、リフォーム会社と相談しながら、どこに使うかを判断するのがおすすめです。

カビ、ダニ、ハウスダストなどに対する対策

最近の家は気密性が高まっており、カビやダニが繁殖しやすくなっています。これを防ぐには、家の風通しを良くしてカビやダニの発生を防ぐことが重要です。 具体的な方法として、24時間換気システムの導入が挙げられます。家の中の空気が自動で換気されるので、室内の空調が管理しやすくなります。カビやダニの発生を防ぐと同時に、室内に拡散されてしまった有害物質を排出することもできます。


さらに、結露が発生しやすい家なら断熱リフォームも検討した方がよいでしょう。この場合、窓の結露だけでなく、壁の結露にも要注意です。結露が発生すれば、その水分を温床にカビも発生しやすくなります。内窓を取り付けたり、壁内に断熱材を入れるなどが有効な対策です。

まとめ

シックハウス症候群にならないリフォームについてご紹介してきました。 リフォームステーションでは、今のお住まいに最適なシックハウス症候群対策のリフォームをご提案いたします。家族の健康に関わる重要なことですので、気になることがありましたら、どんなことでもご相談ください。