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リビングが家族の通り道に! リビング内階段のメリット・デメリット

    • リフォーム前に考えること

更新日: 2020年09月15日

リビング

最近耳にする機会が増えた「リビング内階段」ですが、リビングに階段を作ることでどのような効果が得られるのか、よくご存知の方はまだそれほど多くないのではないでしょうか。

本コラムでは、リビング内階段がどのようなもので、どのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。

リビングに階段を設置することで、家族と顔を合わせる機会が増える

リビング内階段とは、リビングの中に上の階に上がるための階段が設置された間取りのことを指します。リビングを通らないと上の階に上がることができないため、自然と家族と顔を合わせる機会が増えるのが利点とされています。

 

また、リビング内階段を作ると、視覚効果でリビングが広く見えると言われています。

リビング内階段を設置するご家庭が増えたのはここ十数年のことなので、まだ馴染みのない方も多いとは思いますが、吹き抜けのリビングとの相性がよいため、今後、増々リビング内階段を取り入られるご家庭が増えていくと考えられています。

家族とのコミュニケーションが取りやすくなるリビング内階段だが、それが却ってデメリットになる場合も

では、リビング内階段にどのようなメリット・デメリットがあるのか、具体的にご紹介します。

リビング内階段のメリット

通常なら壁や扉で仕切られていた部分が、リビング内階段にすることで取り払われるため、部屋の広さは変わらないはずなのに広く感じるという視覚効果を得ることができます。

 

また、リビングを通らないと上の階に上がることができないため、お子様がいつ帰宅したかわからないというようなことを避けることができます。外出する際にもリビングを通らなければならないので、今、家族の誰が家にいるのか把握しやすくなります。

 

階段がリビングにアクセントを与え、おしゃれに見えるという効果も期待できます。
階段を覗き込むことで、上下階のコミュニケーションが取れることも魅力です。特に、吹き抜けのリビングとの相性がよく、同時に採用することでリビング全体を開放感のある空間にすることができます。

リビング内階段のデメリット

デメリットは、プライバシーを保つことが難しいという点です。上下階でコミュニケーションが取れるということは、リビングの音が上の階にも聞こえるということの裏返しで、一人で静かな空間を持ちたいという場合には大きなネックとなるでしょう。

 

そして、リビング内階段のデメリットとしてよく挙げられるのが、リビングが寒くなるということです。暖かい空気は上へ昇っていく傾向があるため、階段で上の階とつながっているリビング内階段は寒くなりやすいようです。しかし、最近は断熱性の優れた家が増えたため、それほど心配する必要はないと言われています。

 

ただし、リビングと上の階が仕切りなしにつながっているため、暖房によって暖める空間は広がっていますので、エアコンの位置を工夫するなどして、効率よく部屋を暖める必要があります。

まとめ

リビング内階段を設置することで、自然と家族と顔を合わせる機会が増える上、視覚効果でリビングも広く感じるというメリットがあります。

しかし、その一方で、一人の空間を持つことが難しく、プライバシーを保てないというデメリットがあるのも事実です。


また、上の階と直接つながっているため、暖めたり冷やしたりする空間が広がり、工夫をしなければ冷暖房が効き始めるのに時間がかかることがあります。 そのための対策としては、階段にカーテンを取り付けたり、取り外しできる引き戸を取り付けるという方法があるようです。
普段は暗い場所になりがちな階段も、リビングにあることでいつも明るくなるため、階段を踏み外すといった事故が起こりづらいのもメリットの一つです。