Tellicon
お問合せ
お問合せはこちら ご予約はこちら 0120-246-555(リフォーム555)

リフォームの「なぜ?」や「知りたい!」がここにある
リフォームナビ

地球にも家計に優しいオール電化リフォーム

    • リフォーム前に考えること

更新日: 2018年09月03日

オール電化リフォーム

家で使用するエネルギーを電気だけに一本化する「オール電化」。
うまく取り入れることができれば、省エネが実現して光熱費の削減にもつながります。
どんな設備を導入すればよいのか、そのメリットと注意点はなにか、気になるオール電化リフォームを成功させるためのポイントをご紹介します。

リフォームでオール電化を実現するには

調理や給湯、照明、冷暖房といった住宅で使われる設備のエネルギーは、ガス・電気・灯油などでまかなわれてきました。リフォームでオール電化に切り替えようとする場合、ガス給湯器をエコキュート(ヒートポンプ式給湯器)や電気給湯器、キッチンのガスコンロをIH調理器に交換して、電力会社と「オール電化」の契約を結ぶことになります。これによって家庭で使用する熱源を電気のみに一本化するというわけです。

オール電化リフォームでよく使われる設備

オール電化リフォームでは、以下のような住宅設備がよく使われます。


エコキュート(ヒートポンプ式給湯器)

大気中の熱を集めて利用する「ヒートポンプ」という技術を利用して、お湯を沸かす設備です。
ヒートポンプを使わずに電気ヒーターでお湯をつくる設備のことは「電気温水器」と呼びます。ともに夜間の割安な電気代でお湯をつくってタンクに貯め、そこから炊事やお風呂などに使うお湯を出します。一日の中でお湯をいつ、どのくらい使うかを記録し、お湯を沸かす量やタイミングを制御する仕組みがあるため、湯切れの心配もほとんどありません。


IH調理器

電磁線を利用して鍋や食材を加熱し、調理をする器具です。
電気が流れない陶器や土鍋、電気抵抗の小さなアルミや銅の鍋などは使えませんが、炎を発しないので、衣服に火が着くこともなく安全です。鍋底を直接加熱するため、エネルギー効率がよく、高火力・高性能。お掃除が簡単で清潔に保てるというメリットもあります。


電気式床暖房

床面を加熱して、床から直接伝わる熱(伝道熱)と床から部屋全体に広がる熱(ふく射熱)の組み合わせで部屋を暖めるシステムです。電気で発熱体を熱する方式と、電気で循環液を温める温水式があります。床面付近の暖かさはもちろんのこと、部屋全体をムラなく均一に暖められることが特徴です。ファンヒーターやエアコンなどに比べて空気が乾燥したり、ほこりが舞うことがないのもメリットの一つです。


太陽光発電

太陽光のエネルギーを電気に変換する設備で、屋根の形状などの条件によってはリフォームで新たに設置することも可能です。晴れた日中は太陽光発電の電気を使い、余った発電分の電力を電力会社に売ることもできます。

オール電化がもたらすメリットとは

ランニングコスト

オール電化で一番のメリットは、光熱費が安くなることです。

ガスを使わなくなりますので、ガスの基本料が削減できます。また、オール電化向けの電気料金プランは夜間の電気料金が割安に設定されておりますので、料金が安い夜の間に日中に使うお湯を沸かしておいたり、蓄熱暖房機に熱を貯めたりすることで、お湯と暖房に必要な光熱費を抑えることができます。さらにIH調理器やエコキュートといった高効率の電気設備を活用すると、一層のコストダウンが見込めます。

安全性

ガスを使わないのでガス漏れや不完全燃焼などのリスクがありません。ガスコンロの炎による衣服への着火の危険がないという点もメリットです。

災害時の備え

ライフラインの中で地震などの災害時にもっとも復旧が早いのが電気です。
またエコキュートや電気温水器のタンクに貯めた水は、生活用水として使用することが可能。太陽光発電の電気も、分電盤の非常用コンセントから直接利用することができます。

オール電化導入の際にはここに注意!

光熱費が必ず安くなるわけではない

月々の光熱費の節約効果が高いオール電化ですが、必ず安くなるとは限りません。安価な深夜電力の利用を前提としているため、日中、家にいるご家族が多く昼間の時間帯に電気をよく使う家庭では、思うようにコストメリットが得られないというケースもありえます。ご家族のライフスタイルに適しているかを確認してから導入されることをお勧めします。

IH調理器で使えない調理用具がある

前述の通り、IH調理器では使えない種類の調理用具があります。採用する場合には、新たに鍋類を買い替えないといけない場合があります。

エコキュートの設置場所を確保する

エコキュートの貯湯タンクは大型の冷蔵庫くらいのサイズがあります。家の内外に設置するスペースを確保し、そこまで搬入するための経路があるか確認する必要があります。また井戸水を使用している家庭では、水質によっては故障する可能性があるため、設置できない場合もあります。

停電時の対策を用意する

オール電化でもっとも心配なのが停電です。万一の事態に備えて、太陽光発電や自家発電機、カセットコンロなどの準備をしておいたほうが安心です。

まとめ

オール電化リフォームの成否は、ご家族のライフスタイルや住まいの状況にも左右されます。

リフォームステーションでは、豊富なノウハウと綿密なヒアリングを通して、お客様の条件に合わせたオール電化リフォームのプランをご提案します。お気軽にご相談ください。